完成工事紹介
中野東中学校等複合施設新築に伴う給排水衛生設備工事

(工期:2019(平成31)年3月16日~2021(令和3)年9月17日)

監理技術者: 上高原 秀志
現場代理人: 上高原 秀志
担当技術者: 橋本 渉

中野東中学校等複合施設とは

中野東中学校等複合施設は、中野東中学校・児童福祉施設・図書館で構成された複合施設です。児童福祉施設・図書館は公共施設であり地域の活性化に繋がる建物となっております。

 

施設概要
所在地 東京都中野区中央一丁目41番1号
延べ面積 17,828.59㎡
構造規模 地上10階 S造一部RC造
校舎棟 地上1~5階部分  S造
公共施設棟 地上1~10階部分  S造
  (内 児童福祉施設 1~6・10階、図書館 7~9階)
屋内運動場棟 地上1~4階部分  RC造
設計施工
設計・監理 株式会社安井建築設計事務所
建築工事 ナカノフドー・協栄・進藤建設共同企業体
電気工事 丸電・サンエツ・小池建設共同企業体
空調工事 さかえ・富士熱学・渡邊建設共同企業体
衛生工事 日本装芸株式会社

施設の特徴

施設の内容として、校舎棟が1~5階建となっており5階にプールが設けられております。プールではろ過設備を設け、シーズン中では常にろ過された水が循環しております。 並行して10階まで建っている公共施設棟は1~6階と10階が児童福祉施設で7~9階までが図書館となっています。モノトーンな印象を受ける図書館には児童スペースもあり、非常に公共性の高い施設となっています。また、地域の避難拠点ともなる施設であり、外部では災害時防災トイレが設置可能な設備を設けている他、防災井戸による防災トイレ清掃用の水の確保がなされております。井戸設置については、多く経験できる訳ではないので非常に良い経験ができたと感じました。

工事への取組み

工事の特徴として、建物はL字となっておりRC造である屋内運動場棟部分を先に施工しました。屋内運動場棟では、体育館・武道場が大半を占めていますが棟内に給排水衛生設備の心臓部と言える機械室があり、狭小ではあったものの関連工事業者と調整の上、難なく施工することができました。 S造である校舎棟及び公共施設棟は10階建であり、上層階では躯体工事を、下層階では配管工事等の仕上げ工事をし、同時に進めるなど苦慮しましたが、結果的にはそれらが功を奏し、余裕を持って竣工を迎えることができました。

工事を終えて

工事を終えて改めて感じたことは、当たり前のことではありますが、関連工事業者との調整が非常に大事ということです。 順調に進めていく上で、その日その日で形が変化していく現場で日々の打合せを重ね、無駄なく無理なく施工したことによって、大きな手戻り工事並びにトラブル等無く終えることができました。 そういった、功績が認められ発注者の中野区(さん)から高い評価をうけ、さらなる励みとなる現場となりました。

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